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足関節

外反母趾

外反母趾の症状

外反母趾(がいはんぼし)は、足の親指が内側に曲がり、第一中足骨が外側に突出することで発生する状態です。主な症状には、足の親指の付け根部分に痛みや腫れ、赤みがあります。靴を履くと痛みが増し、特に先の細い靴やハイヒールを履くと症状が悪化します。親指が他の指に重なり、足全体のバランスが崩れることがあります。進行すると、痛みが強くなり、歩行が困難になることもあります。また、親指の関節が炎症を起こし、皮膚が厚くなることや、骨の突出部分にタコや水ぶくれができることがあります。長期間放置すると、足全体の形状が変わり、他の関節にも影響を及ぼす可能性があります。

検査と治療法

外反母趾の診断には、問診と身体診察が行われ、足の形状や親指の角度を確認します。治療法としては、まず保存的治療が試みられます。痛みを軽減するための靴の選択や、足のサポートを提供するインソールの使用が一般的です。足のストレッチや筋力強化エクササイズも効果的です。炎症を抑えるための薬物療法や、痛みを和らげるためのアイシングも行われます。また、親指を正しい位置に戻すための装具(バニオンスプリント)の使用をすることもあります。

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