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肩
肩関節周囲炎
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の症状
違和感肩関節周囲炎(いわかんかたかんせつしゅういえん)は、肩の周囲の組織に炎症が生じ、肩の動きが制限される状態です。主な症状には、肩の痛みやこわばりがあり、特に肩を動かしたときに痛みが増します。痛みは夜間に悪化することが多く、睡眠を妨げることがあります。肩の動きが制限され、腕を上げる、後ろに回すなどの動作が困難になります。日常生活では、髪を洗う、服を着るなどの基本的な動作が難しくなることがあります。痛みが持続すると、肩の筋力低下や動きの範囲が狭くなることがあり、慢性的な炎症が続くと関節の拘縮が進行することがあります。
検査と治療法
肩関節周囲炎の診断には、問診と身体診察が行われ、肩の動きや痛みの部位を確認します。治療法としては、まずは保存的治療が中心となります。痛みを和らげるための薬物療法、肩の安静を保つためのアイシングが一般的です。理学療法では、肩の可動域を広げ、筋力を強化するためのエクササイズが処方されます。ストレッチやマッサージも効果的です。また、痛みが強い場合には、ステロイド注射が行われることもあります。