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上腕骨外側上顆炎

上腕骨外側上顆炎の症状

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)(じょうわんこつがいそくじょうかえん)は、肘の外側にある腱が過度に使用されることによって引き起こされる炎症です。主な症状には、肘の外側に痛みが生じ、特に腕を伸ばしたり、手首を動かしたりする動作で痛みが強くなります。日常生活で重い物を持ち上げる、握る、ねじる動作(ドアノブを回す、物を持ち上げるなど)でも痛みが誘発されることが多いです。痛みは肘から前腕にかけて放散することがあり、手首を曲げるときにも痛みを感じることがあります。痛みが続くと、腕の筋力が低下し、握力が弱くなることがあります。これにより、物を持つことが困難になり、日常生活に支障をきたすことがあります。

検査と治療法

上腕骨外側上顆炎の診断には、問診と身体診察が行われ、症状の詳細を確認します。特定の動作や圧痛点を確認することで診断が進められます。治療法としては、まずは保存的治療が試みられます。痛みを和らげるための薬物療法、肘の安静を保つためのサポーターやテーピングの使用、アイシングが一般的です。理学療法では、前腕の筋力を強化し、柔軟性を向上させるためのエクササイズが処方されます。ストレッチやマッサージも効果的です。日常生活での動作を見直し、肘への負担を減らすことも重要です。これにより、症状の改善と再発の予防が期待されます。

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